近年、定年退職を迎えて第二の人生をスタートさせるときや、お子さんが独立したのをきっかけに終活を始める人が増えていると言われています。ただ、終活を始めたいという気持ちはあっても、何をどうしたらいいのかわからないことがあるかもしれません。
あらかじめポイントを押さえておくことでスムーズに行うことができますし、成功しやすくなると言われています。ポイントはいくつかありますので、終活を始める前に頭に入れておくと役立ちます。まず一つ目は、預貯金や保険、年金に関することなど、自分しか把握していない大切なことを伝えることを考えましょう。
通帳や印鑑、保険証券の保管場所、親戚や友人のリストなどをわかりやすく明記しておくと安心です。そして二つ目は、介護が必要になったときの希望を記しておくことです。介護を依頼したい人や介護を受けたい場所などを明記しておけば、介護が必要になったときに家族が迷わずスムーズに決めることができます。
さらに、葬儀に関する希望がある場合も明確に記しておくことも大切です。もちろん、行政書士に依頼をして、正しい遺言書を作っておくことも、忘れてはいけない大切なポイントの一つです。遺言書があれば、大切な財産を有意義に活用してもらえますし、残された家族が争ったり迷うことがなくなるので安心感があります。